熱中症予防指導のポイント!患者へ伝えたい

熱中症は、普段の予防が大切です。患者に予防する方法を知ってもらい、実践してもらえるように指導しましょう。

熱中症は気温や湿度が高い日に、急増します。
熱中症警戒アラートが発表された日などは、不要な外出を避けるよう指導しましょう。暑さを避ける事、こまめな水分補給、体力作りが熱中症予防に効果があります。
室内にいても、熱中症になることを頭に入れて、クーラーなどの利用をしたり、外出する場合は、帽子や日傘、涼しい通気性のある衣服の着用、喉が渇く前の水分補給なども、指導していきます。汗を沢山かいた場合は、塩分も一緒にとるようにしましょう。

他にも、普段の健康管理も重要なポイントになります。
毎日体温を測ったり、食事はバランスよく三食食べる、睡眠や休息をきちんと取る、起床時や入浴の前後には水分をとるなど、健康管理に気を使う事も重要です。

また、体力作りも予防策の1つです。
暑さに備える為に、暑くなる季節が訪れる前に、適度な運動をして体を暑さに慣れさせておく事も重要です。しかし、暑い時期に外で運動することは、熱中症を引き起こす原因となる為、避けましょう。特に、乳幼児や高齢者の場合、体温調節機能が発達していなかったり、衰えていたりで、熱中症になりやすい為注意が必要です。

特に乳幼児は喋れない為、異変を訴えることができません。その為、普段からの予防が特に大事になります。高齢者も持病を持っている方も多く、熱中症が重篤な状態になりやすいので、特に細かく指導しましょう。